釜中の魚と轍鮒の急

漢字多めの雑記ブログです

扇のかっこいい呼び方

①仁徳の教化。 仁の徳は風のごとく遠くまでおよぶからいう。 ②扇の別称。

今までどおり

= 古い習慣にそのまま従う。 今までどおりにする。 仍 ①よる ②よって ③しきりに、すなわち、なお(助字) ④→仍仍 ジョウジョウ :志を得ないさま、多いさま、しきりに起こるさま ここでは①の意味。 旧慣ニ仍(よ)ル〔論・先進〕

秘蔵の品

≒十重、秘蔵 いくえにも包んで、しまっておくこと。 什、ここでは 十 の意味か。 襲、ここでは かさねる の意味。

新しい友達

新しくできた友人。 杜甫の秋述文「常時ノ車馬之客、旧ハ雨フレドモ来ル、今ハ雨フレバ来ラズ」から出たことば。

節義を守る

節義を守ることが石のようにかたい。 介は、ここでは かたい の意味。 介は、「人」と「八(=わける)」とから成り、人が分け入ることを表す。 なかだちする、転じて、くぎる意味にも用いられる。 というわけで、今日からは部首「人」、人偏シリーズです。

教室

講堂。教室。 こうのとりが3匹のかわへびを咥えて講堂に集まったという故事による。 序は、ここでは学校の意。 今回で魚シリーズはひとまず終了です。

手紙

てがみ。 鱗は、魚で鯉素(リソ)。 鴻は、雁で雁帛(ガンパク)、雁書。 ともに手紙の意。 ≒雁魚 など 画像の文字、見にくくてすみません。

眠れない

寝ても目がぱっちりあいて眠れないさま。 魚が水の中でいつも目をあいているのにたとえていう。

朝鮮

朝鮮の別称。 朝鮮半島近海でかれいがとれることからいう。 ≒鶏域、鶏林、槿域(キンイキ)

おそれる

おそれるさま。

小人

①小人。取るに足りないつまらない者。 ②自分のことを謙遜していうことば。小生。

悪人

①雄のくじらと雌のくじら。 ②くじらは小さな魚を飲み込むので、悪人にたとえる。 ③転じて、悪人同様にみなされ刑罰を受けるたとえ。 鯢、雌クジラという意味も持ちながら小魚という意味ももつのか・・・。

秋の風

陰暦9月の風。秋風。 鯉は、鮒と同じくらい大好きな漢字だ。

直言

遠慮せず、思うとおりに正直に言うこと。

極悪人の住処

サメやワニの住むふち。 凶悪な賊のすみかのたとえ。

良からぬ輩

=鮑魚之肆(ほうぎょのし) ①干物を売る店。悪臭の強い所。 ②小人などの良からぬ輩の集まっている所のたとえ。 肆は多義ですがここでは⑤「みせ」の意味です。

老人

=台背 年寄り。老人。 年をとると、背中にふぐのようなしみを生じることからいう。

疲労

人民の労苦のはなはだしいたとえ。 おしきうおの尾は、本来白いが、疲労で赤くなることから。 恐らく おしきうお≒へんぎょ だと思われる。

円満に

かどがなく円満なさま。

楮先生

紙。 紙を擬人化した言い方で「楮先生(チョセンセイ)」という言葉もある。

失意の念

失意のさま。 足偏で攻めた。 次回からは魚で攻めていきます。

ひとりぼっち

ひとりぼっちで行き、親しい者のないさま。

さつまいも

=蹲鴟(ソンシ) さつまいもの別称。 形がうずくまっている鴟(ふくろう)に似ていることからいう。

風の音

シュウシツと読む。 どちらも風の音という意味をもつ漢字なので、恐らく熟語もそのままの意味。 出典:角川新字源 改訂新版

「足」に関する漢字

于武陵による漢詩『歓酒』の一節、「人生足別離」を「サヨナラダケガ人生ダ」と訳した井伏鱒二氏、粋だなぁ。 (ツイッターのTLを見てたらこの一節が流れてきたので。) というわけで、今回はこの漢詩から1文字もらって「足」に関する漢字について調べました。 難し…

「ゲーム」に対する私の所感

長らくゲームのハードはSONY派だったのだが、先日ついにNintendo Switchを購入し、毎日のようにあつ森をプレイしている。 流行に随分遅れているが、楽しいものは楽しい。あつ森最高だ。 私の島は「さかな島(じま)」なので、「魚」のマイデザインを頑張って制作し…

20年前、私は姉に告白しました

幼少期の私にとって、3つ年上の姉は恐怖の存在であった。 姉とは昔よくごっこ遊びをしていたが、私が姉に怒られて遊びが中断になるのがお決まりだった。 その原因は私が何かやらかしたこともあるし、姉が理不尽に怒り出したこともある。 前者の例としては、…

すみませんが

1級を勉強している方々からすれば何番煎じかも分からないし、別に面白くないことも自覚しています。 それでもどうしても言いたくなったので、これだけ言わせてください。 淤淀の上でおでんを食べる

近況報告

漢字の勉強を再開しました。 只でさえ実力がないというのに、数少ない書けた字もだいぶ書けなくなっていました・・・。 毎日少しでも漢字に触れることが大切だと実感しています。 最近は問題集を解き、誤答した漢字をノートに書き留めています。 ただただ書き並…

忘れられないMさんの話

漢字とは関係ないが、ブログに書き留めておきたくなった幼少期の思い出話がいくつかあるので、これから気侭に更新していこうと思う。 今回は、小学校低学年の頃のクラスメートだった「Mさん」の話だ。 Mさんは物静かな女の子だった。 肌が雪のように白く、とて…