釜中の魚と轍鮒の急

漢字多めの雑記ブログです

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ひとりぼっち

=零丁 ひとりぼっちのさま。 このような同じ韻をもつ漢字を2字重ねることを「畳韻(じょういん)」といい、畳韻の熟語は各字のもつ意味に拠らない熟語特有の意味になるっぽい。

ゆったり

=伴換 ゆったりしているさま。 なぜ 伴う に 奐 で「ゆったりしている」の意味になるのか不明。

怒る

いかって顔色を変える。 「顔色を作る」みたいなイメージ。 色を作る から いかる の発想は無かった・・・。

夏まつりと冬まつり

夏まつりと冬まつり。 伏には 陰暦6月 の意味、 臘には 陰暦12月 の意味がある。

わがまま

気まま。わがまま。放縦。 任には、 きまま という意味もある。 心にまかせる→気まま とイメージ。 縦には、 ほしいまま という意味もある。

安らかゆるやかつつましい

①道を楽しんで安らかなさま。 ②美しく大きいさま。 ③心がゆるやかなさま。 ④つつましいさま。 休 には、 やすむ の他に さいわい、りっぱな、うるわしい 等の意味も持つ。 休みはしあわせだもんな・・・

鶴とほととぎす

①仙人。道士。 ②鶴の別称。 ③ほととぎすの蔑称。 鶴は長寿と言われているから、不老不死の仙人ともイメージが結びつきやすい。 ほととぎすに関してはよく分からない・・・。

災い怖くて閉口する

①儀式に参列する馬。 ②転じて、災いがわが身におよぶことを恐れてものを言わないこと。 儀式に参列する馬は、声をたてるとすぐ退けられることからいう。 仗には、 つわもの・まもり(護衛)・つえ(杖)・よる(≒倚) などの意味がある。

扇のかっこいい呼び方

①仁徳の教化。 仁の徳は風のごとく遠くまでおよぶからいう。 ②扇の別称。

今までどおり

= 古い習慣にそのまま従う。 今までどおりにする。 仍 ①よる ②よって ③しきりに、すなわち、なお(助字) ④→仍仍 ジョウジョウ :志を得ないさま、多いさま、しきりに起こるさま ここでは①の意味。 旧慣ニ仍(よ)ル〔論・先進〕

秘蔵の品

≒十重、秘蔵 いくえにも包んで、しまっておくこと。 什、ここでは 十 の意味か。 襲、ここでは かさねる の意味。

新しい友達

新しくできた友人。 杜甫の秋述文「常時ノ車馬之客、旧ハ雨フレドモ来ル、今ハ雨フレバ来ラズ」から出たことば。

節義を守る

節義を守ることが石のようにかたい。 介は、ここでは かたい の意味。 介は、「人」と「八(=わける)」とから成り、人が分け入ることを表す。 なかだちする、転じて、くぎる意味にも用いられる。 というわけで、今日からは部首「人」、人偏シリーズです。

教室

講堂。教室。 こうのとりが3匹のかわへびを咥えて講堂に集まったという故事による。 序は、ここでは学校の意。 今回で魚シリーズはひとまず終了です。

手紙

てがみ。 鱗は、魚で鯉素(リソ)。 鴻は、雁で雁帛(ガンパク)、雁書。 ともに手紙の意。 ≒雁魚 など 画像の文字、見にくくてすみません。

眠れない

寝ても目がぱっちりあいて眠れないさま。 魚が水の中でいつも目をあいているのにたとえていう。

朝鮮

朝鮮の別称。 朝鮮半島近海でかれいがとれることからいう。 ≒鶏域、鶏林、槿域(キンイキ)

おそれる

おそれるさま。

小人

①小人。取るに足りないつまらない者。 ②自分のことを謙遜していうことば。小生。

悪人

①雄のくじらと雌のくじら。 ②くじらは小さな魚を飲み込むので、悪人にたとえる。 ③転じて、悪人同様にみなされ刑罰を受けるたとえ。 鯢、雌クジラという意味も持ちながら小魚という意味ももつのか・・・。

秋の風

陰暦9月の風。秋風。 鯉は、鮒と同じくらい大好きな漢字だ。

直言

遠慮せず、思うとおりに正直に言うこと。

極悪人の住処

サメやワニの住むふち。 凶悪な賊のすみかのたとえ。

良からぬ輩

=鮑魚之肆(ほうぎょのし) ①干物を売る店。悪臭の強い所。 ②小人などの良からぬ輩の集まっている所のたとえ。 肆は多義ですがここでは⑤「みせ」の意味です。

老人

=台背 年寄り。老人。 年をとると、背中にふぐのようなしみを生じることからいう。

疲労

人民の労苦のはなはだしいたとえ。 おしきうおの尾は、本来白いが、疲労で赤くなることから。 恐らく おしきうお≒へんぎょ だと思われる。

円満に

かどがなく円満なさま。

楮先生

紙。 紙を擬人化した言い方で「楮先生(チョセンセイ)」という言葉もある。

失意の念

失意のさま。 足偏で攻めた。 次回からは魚で攻めていきます。

ひとりぼっち

ひとりぼっちで行き、親しい者のないさま。