釜中の魚と轍鮒の急

漢字多めの雑記ブログです

龍が如く7クリアしたので言いたいことを言う(ネタバレあり)

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私はジャッジアイズシリーズが好きで、同じスタジオが制作している「龍が如く」シリーズもずっと気になってはいた。

 

この度8月のフリプに「龍が如く7」が登場したので、良い機会に遊び始めたのが約1ヶ月前のことである。

 

 

そして最終章をクリアした今、どうしても言いたい。

 

 

 

 

・・・・・・・・・正直こんなにハマるとは思わなかった。

 

 

目が離せないストーリー展開、魅力的なキャラクター達、こだわりを感じる笑える演出、豊富なやり込み要素。

 

 

自分の中の好きなゲーム作品ランキング1位タイに堂々と入った。

 

 

7から入って、それもフリプで遊んでいる「にわか」な自分が魅力を語るのは、シリーズ古参の方々に対してやや後ろめたい。

 

 

そう思いつつも、クリア後のテンションの勢いで思うことを思うまま書き連ねた結果が、以下の乱文である。

 

※ためになる考察や語彙に富んだ感想は一切なく、自分勝手な萌え語りばかりなのでご注意を。

 

 

 

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■ゲーム性・やり込み要素について

・アクション下手くそでジャッジアイズシリーズでも苦戦してた自分にとって、コマンド式の戦闘は非常にありがたかった。ジョブを選べるのも楽しい。極技とかデリバリーヘルプとか、演出が笑えるのもあって良かった。

 

・会社経営、最初は意味分からなかったけど、ちょっとずつ理解してからは強い人材を雇ったり物件売買したりするのも楽しくなった。何より株主総会バカゲー感すごいけど少しは社会勉強にもなるしハマりました。ニワトリとチンパンジーが発言コスト低くて最後まで吹き出し割りに重宝した。あとCM、一番製菓の春日が表情の使い方上手すぎて役者いけるんじゃないかと思うほど。一番製菓より一番ホールディングスのCMの方が却って胡散臭そうに見えるのは気のせい?

 

ミニゲームうみねこ座が楽しかった。映画館で眠気を飛ばすゲームとか着眼点がバカゲー向きに鋭くて好き。これだけは割と得意で、最後の映画もすんなりクリアできた。

ドラゴンカートは苦手だったけど、視点を斜め上に変えたらだいぶ走りやすくなって、何とか藤沢にも勝てた。トロコンできるかどうかの唯一の不安要素だっただけに一安心です。

 

・ジャッジアイズで将棋の面白さを知り、龍が如く7で麻雀の面白さを知った(両作品にどちらのミニゲームもあるのに何故か段階的にハマる)。プレイ前はルールすら知らなかったのに。こういう知らなかった遊びを知れる所も勉強になるから好き。カジノと賭場はまだイマイチ分からないので、次はどっちにハマるか楽しみ笑。

 

 

■登場人物について

・メインキャラ全員好きだけど特にナンバとハンジュンギと趙が推し。

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・ナンバ、見た目はむさ苦しいホームレスだけどかわいくて愛おしい・・・。戦闘の時のセリフや声も好き。オレノバンネとかホイキタとかモンダイナーシとか。

恥ずかしながらゲスト出演の俳優さんがやってたとは気づかず、初登場時はただのモブだと思ってた。でも一番の仲間になってキャラ像が見えてきて気づいたらナンバのことばかり見ていた。ナンバかわいいよナンバ。

中盤、ナンバの真の目的が分かったところで驚きつつもちょっと納得した。ホームレスの割には服装とか結構かわいいし、謎に色気を感じるし。離脱からの再加入はあまりにも熱かった。弟が無事でよかったね。

次回作ではどうなるんだろう。仲間との絆も主要なテーマだったから8でも続けて出演してほしい・・・。終わり方から考えても希望は捨てないでおきたい。

 

 

・ハンジュンギかっこいい。雑魚戦ではディバインショットに大変お世話になりました。

シルバーアッシュのイケメン参謀で理性的な堅物敬語キャラとかあざといにも程がある。イケメン言われても否定しないところ好き。大柄な敵にスタンスマッシュする時にちょっと見上げるの可愛い。うみねこ座でコメディー苦手なところも可愛かった。倒した敵をさっちゃんと片脚ずつ持って引きずるところも可愛かった。あとカラオケで歌ってるところ見たかった。

過去のシリーズで本物のハンジュンギが出てたっぽく言及されてたので、これはナンバリングタイトルプレイして是非この目で確かめたいところ。

 

 

・趙天佑かっこいい。セクシーすぎる。フランクで流暢すぎる日本語の喋り方やばい。中盤死にかけのピンチに陥るところは直接的な描写が無かったのが悔やまれる、是非とも見せてほしかった。

総帥の立場からあっさり身を引くの好き。立ち止まった時にやる拳法っぽいポーズとか指差しエモートとかも好きでよく立ち止まっちゃう。手料理食べたい。宴会トークで中華料理に反応しててかわいい。マフィアの極技の名前全部漢字で好き。

悪魔の地獄鍋みたいなロック?メタル?歌うの解釈一致すぎて好き。PVの最後の舌出し決めポーズかっこいい。

 

 

■メインストーリーについて

・中盤までのストーリーは仲間との絆が印象的。

一番と仲間達との絆はもちろんなのだが、ナンバとさっちゃんの絡みが特に好き。

というかナンバとさっちゃんやたらと絡むし、距離感も近づいていってるように描かれてるからてっきりフラグかと思ってた。さっちゃんが一番のほうに行くとは思わなんだ。

しかもナンバ再加入してからはさっちゃんとナンバほとんど会話しなくなったのが寂しかった。いくら真の目的があったとはいえ、ナンバがさっちゃんに親しげだったのは嘘だったのかと思うほどに。

 

・それもそのはず、後半は春日一番と荒川親子の物語になっていて、仲間達は一番のサポートに徹していたから。ストーリー自体は大変面白かったので満足だけど、強いて言うなら後半も仲間同士の掛け合いをもっと見たかったかも。

 

・でもやっぱり物語後半、荒川の親っさんと若の核心に近づいてからは、2人の存在が大きくなっていく。中盤まで何を考えてるのか分からなかった親っさんが、やっぱり何があっても一番の親っさんで、愛着がどんどん湧いてきた。別れ際にフラグは感じていたけど、あれで今生の別れはやっぱりしんどいよ・・・。

 

・沢城に明かされたコインロッカーベイビーの衝撃はすごかった。一番と若の人生が逆だったのかもしれないと思うと、サブタイトル「光と闇の行方」がとても切ない。親っさんが一番を助けたのも運命を感じる。

 

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・終盤戦では青木を懲らしめて、素性を暴いて法に裁かれれば、それが若への報いとして十分だと思ってた。

一発ぶん殴ってやる程度のつもりでナンシーちゃんぶつけてゲラゲラ笑ってた呑気な自分・・・。

 

若をやっと助けられる、そう思って安心した矢先に向けられる刃ほど残酷な仕打ちはないと思う。久米ってあれから捕まったのだろうか?たとえ死刑になろうと一生許せないけど。

 

呆然としたままエンドロール突入、エピローグで若の死が確定したときは本当に信じたくなかった。

若が自首して、正当に裁かれる未来があるものだと思ってた・・・。

制裁なのかもしれないけど、どんなに醜く落ちぶれても若には生きていてほしかった。

 

 

若の最期は本当にしんどかったけれども、一番が仲間とこれからも一緒にいると明言された上で完結したのはせめてもの救いだった。

 

次回作がもう楽しみになっています。

 

とはいえまだファイナルミレニアムタワーが残っているので、クリア後モードも一通り遊んだら、シリーズのナンバリングタイトルを極からプレイしていくつもりです。

0も入れてあと7作品ある。6まで終えた頃には8が出ているだろうか・・・。

 

 

龍が如くのおかげで、当面の間は退屈しなさそうです。