驪竜頷下の珠(りりょうがんかのたま)
危険を冒さなければ得られないもののたとえ。
驪竜は黒色の竜。
中国や日本の神話に登場する邪悪な竜だそうです。顎の下に貴重な珠を持っているとされています。
竜が持つ珠を手に入れるのが危険なのは想像に難くありません。
(竜と頷の間で改行されたため画像を繋げています)
「驪」には①くろうま(黒色のウマ)②くろい(黒い)③ならべる。ウマをならべる
といった意味があります。
単体では馬なのに「竜」がくっつくと竜に変化するのですね。
「頷」はあご。「頷(うなず)く」にも使われる漢字です。
意外にも1級の漢字でした。
参考文献
『漢検漢字辞典[第二版]』(日本漢字能力検定協会)