2019-11-02 漢検一級勉強録 その66「椽大の筆」 勉強録 椽大の筆(てんだいのふで) 堂々としたりっぱな文章のたとえ。 「椽」 たるき(垂木)。家の棟から軒にわたして屋根を支える材木。 中国、西晋の王珣は垂木のような大きな筆を賜った夢を見た。 近いうちにこのような筆をふるう日が来ると思っていたところ、武帝が亡くなり、その弔辞や葬儀関係の文章などをすべて堂々とした文章で書いた。 という故事が由来。