2019-11-13 漢検一級勉強録 その78「斗筲の人」 勉強録 斗筲(とそう)の人 ①器量が小さい人。度量が狭い人。 ②給料が少なく、身分が低い人。 「斗」 ここでは容量の単位のこと。当時の一斗は約2リットル。 「筲」 ふご。かご。竹製のめしびつ。 また、わずかの量。 つまり「斗筲」はわずかな分量のたとえです。 「トショウ」とも読みます。 【由来】 孔子が弟子の子貢に当時の政治家の人物について尋ねられたときの答え、 「斗筲の人、何ぞ算(かぞ)うるに足らんや」から。 出典は『論語』。