2019-11-18 漢検一級勉強録 その83「甕裡醯鶏」 勉強録 甕裡醯鶏(おうりけいけい) 見識が狭く世間知らずな人のたとえ。 「甕」 かめ・もたい・みか 水や酒などを入れる大きな器。 「裡」 うら・うち ≒裏 「醯」 す ①す(酢)。すづけ。 ②ひしお。しおから。 「甕裡」 かめの中。 「醯鶏」 酒やお酢に沸く小虫。かつおむし。 よって、「甕裡醯鶏」は 狭いかめの中で生きる小虫 を 見識が狭く世間知らずな人 に例えているというわけです。 「甕裡」は「甕裏」、 「醯鶏」 は「醯雞」とも書くとのこと。