縹緻(きりょう)
顔だち。みめ。容姿。
「器量」とも書きます。
「縹緻」は当て字の表記。
「縹」①はなだ。薄いあい色。また、はなだ色の絹。 ②遠い。はるかな。
「緻」 きめこまかい。くわしい。
縹(はなだ)、というのは植物名で、ツユクサの別称だそう。
ちなみに縹色(はなだいろ)がこちら。
上の画像に注記を付しておきますが、「縹緻(きりょう)」は当て字なので「縹」にキという読みも無ければ「緻」にリョウという読みもありません。
誤解を与えやすい表記をしてしまったことを詫びます。
参考文献
『漢検漢字辞典[第二版]』(日本漢字能力検定協会)